
男性にとって毎日の悩みで多いのが「髭剃り」ではないでしょうか。
身だしなみとして欠かせないからこそ、普段から使う道具には気を遣う人も多いです。
髭剃りの方法には大きく分けて「電気シェーバー」と「T字カミソリ」があり、それぞれに特徴があります。そのためどちらがいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、電気シェーバーとT字カミソリそれぞれの特徴や価格などを比較しまました。どちらが自分にぴったりなのか、ぜひ参考にしてみてください。
目次
電気シェーバーとT字カミソリの違い
男性の髭剃りでは、電気シェーバーとT字カミソリのどちらかを使っている人が多いのではないでしょうか。
この2つの大きな違いは、毛のカット方法です。
カミソリは刃を直接肌に当てて剃ります。そのため1回のストロークごとに毛が切断されます。
電気シェーバーは、T字カミソリのように直接刃を肌に当てるのでなく、外刃で髭を引っ掛け、内刃で刈る仕組みです。
外刃と内刃がハサミのような動きをすることにより、2枚の刃で毛が切断されるのです。
剃り方の違い
髭剃りの剃り方には、大きく分けてウェットシェービングとドライシェービングの2種類があります。
・ウェットシェービング
一般的にウェットシェービングはT字カミソリで剃る時の方法です。
シェービングジェルなどを塗り、肌が濡れた状態で髭剃りを行うことです。
髭が水分を含むことで膨らみ、カミソリで剃りやすくなるとされています。
・ドライシェービング
ドライシェービングは一般的に電気シェーバーを使う剃り方です。
肌が乾燥したままの状態で髭を剃る方法で、いつでも手軽にできるのが特徴です。
それぞれ違いや特徴があるので、用途や肌の状態によって使い分ける人が多いようです。
電気シェーバーの特徴
電気シェーバーは、その名の通り電気で動くシェーバーのことです。
電気シェーバーは大きく「往復式」「回転式」「ロータリー式」の3種類に分かれています。
・往復式
外刃で捕まえた髭を内刃で剃る方式です。
・回転式
円筒状の内刃を回転させ、髭を剃ります。
・ロータリー式
ヘッドが複数に分かれており、回転する内刃によって髭を剃ります。
電気シェーバーのメリット
・肌に優しい
電気シェーバーは、T字カミソリと違って直接刃が肌に触れません。
そのためT字カミソリに比べて比較的肌に優しいとされています。
そのため「いつもカミソリ負けをしてしまう」「髭剃り後に肌がヒリヒリする」という方は電気シェーバーの方がおすすめといえます。
・好みの長さにできる
電気シェーバーの多くの商品には、アタッチメントが付属しています。
このアタッチメントを使えば、髭を好みの長さに揃えられます。
・ドライシェービングができる
電気シェーバーはドライシェービングができるものがほとんどです。
そのため髭剃り前に洗顔をしたり、シェービング剤をつけたりなどの準備が必要ありません。
「朝の忙しい時間にさっと剃りたい」という方には向いているでしょう。
また商品によっては完全防水になっているものもあります。
この商品なら、お風呂場で使ったり、シェービングジェルなどを使って剃ったりすることもできます。
T字カミソリの特徴
T字カミソリとは、その名の通りアルファベットの「T」字型になっているカミソリのことです。
横軸にカミソリの刃があり、縦軸にハンドルがついています。
T字カミソリには1~5枚刃まであり、髭剃りには4~5枚刃が使われることが多いです。
T字カミソリのメリット
・深剃りできる
T字カミソリは直接肌に刃が触れるので、電気シェーバーよりも深剃りしやすいのが特徴です。
髭が濃い方や、しっかり剃りたい方はT字カミソリの方が向いているといえるでしょう。
・自分の好みで選べる
髭剃り用のカミソリには、大きく分けて替え刃タイプと使い捨てタイプがあります。
替え刃タイプの方がコストパフォーマンスに優れており、長く使えるのがメリットです。
使い捨てタイプは、1回ごとに替えられるので、常に衛生的に使えるのがメリットと言えるでしょう。
・電気や充電などが不要
電気シェーバーは使うために充電が必要です。
そのため「つい充電を忘れていた」となると、朝の忙しい時間帯に使えなくなってしまいます。
その点T字カミソリは電気や充電が不要なので、使いたい時にいつでも使えるのがメリットといえるでしょう。
・価格が安い
T字カミソリは電気カミソリと比べて価格が安いものが多いです。
また替え刃も比較的手に入りやすいため、手軽に使えるでしょう。
ただし替え刃タイプを使う方は、最終的なコストが電気シェーバーを上回ってしまう場合があるのでその点は考えておきましょう。
まとめ
電気シェーバーとT字カミソリにはそれぞれ特徴やメリットがあります。
肌の状態やコスパなど人によって好みはさまざまなので、それに合わせて選ぶのがおすすめです。
また電気シェーバーとT字カミソリにも多くの種類がありますので、本体価格やコスパ、効果などを比較して選びましょう。