
「敏感肌で、毎朝の髭剃りが憂鬱」という人も多いのではないでしょうか。
ルーティンである髭剃りが辛いというのは、男性にとっては深刻な悩みです。
「肌質だから、仕方ない」と、諦めてはいませんか?
本記事では敏感肌でも肌荒れを緩和し、快適に髭剃りができる髭剃り道具や、髭剃り後のケアを紹介します。
目次
髭剃り前のひと手間で傷みが大きく違う!
「プレシェービング」という言葉を知っていますか?
プレシェービングとは、髭剃り前の下準備のことを言います。
具体的には髭剃り前に洗顔して顔に付着している皮脂やほこりを落とし、髭剃りに肌が負けないようケアする作業、つまり洗顔です。
洗顔フォームを使用して洗顔をし、プレシェービング剤を塗布して髭と肌を柔らかくしてから、髭剃りに挑みましょう。
シェービング剤はお好みでチョイス
シェービング剤には泡を使ったフォームタイプのものや、パウダーやメントールなどを配合したジェル、刃の滑りを滑らかにするシェービングローションなどの使用がおすすめです。
泡タイプで敏感肌を優しくケア
泡タイプのものは、あらかじめ濡らした肌に泡を適量とり、洗顔しながら顔全体に伸ばし、髭を剃ります。
洗顔フォームと兼用できるものもありますが、敏感肌の場合はプレシェービングとシェービング剤は分けた方がいいので、洗顔後、改めてシェービング剤として塗布しましょう。
ジェルタイプですっきりした剃り心地を実現
ジェルタイプのシェービング剤は、髭剃り時に肌を濃密なジェルで保護するタイプのものが多くあります。
カミソリ滑りを良くし、爽快な剃り心地を手に入れることが可能です。
シェービングローションで滑らかな剃り心地を
シェービングローションには、パウダーやメントールなどが配合されているものも多く、髭剃り後のサラサラ感や、スッキリ感を得ることができます。
カミソリの選び方にも注意が必要!
肌の質や髭の濃さに合わせて、カミソリを選ぶのも重要なポイントです。
「敏感肌だから低刺激のものを使いたい」「髭が濃いから深剃りしたい」など、個人差があるでしょう。
カミソリも、自分の状態に合わせて選ぶことが大切です。
敏感肌におススメ「電気カミソリ」
電気カミソリは、T字カミソリに比べると肌を傷めにくい傾向にあります。
「髭剃りで肌が荒れてしまう」という人は、電気カミソリを選ぶようにしましょう。
深剃りという意味では、T字カミソリには劣ってしまいますが、最近の電気カミソリは高機能なものが多く、剃り残しはそれほど感じないようです。
また、刃を取り換える頻度もT字カミソリと比べると少なく、全体的に扱いやすいアイテムといえるでしょう。
電気カミソリの刃には、内側にある髭を剃る刃である「内刃」と、肌から髭を押し出す役目を持つ「外刃」があります。
内刃は2年に1回程度、外刃は1年に1回程度、髭剃りの刃を変える必要が必要です。
カミソリの保管状況や、使用頻度によっても違ってきますので「剃りにくくなってきたな」と感じたら、刃の交換をしてみましょう。
深剃りしたいなら「T字カミソリ」
T字カミソリは、深剃りできるアイテムとして人気です。
ただ、どうしても質層を剥がしすぎている傾向にあるため、敏感肌タイプの人には強すぎるアイテムといえるでしょう。
ただ、T字カミソリの中にも潤滑油やスムーサーなどがついているものもありますので、敏感肌の人は商品を見比べて、肌に優しいタイプのものを選ぶようにしましょう。
また、消耗が速いのも、T字カミソリの特徴です。
髭の濃さによっても異なりますが、10回ほど使用すると切れ味が衰えてきます。
切れ味の悪いカミソリを使用し続けると、肌を傷める原因にもつながります。
T字カミソリの場合は消耗品と考えて、替え刃を常備しておき「ちょっと剃り残しが出てきたな」と感じたら取り換えるようにしましょう。
保管方法によっても、刃の傷みは変わってきます。
こまめなカミソリのメンテナンスは、肌ケアの一環と考えて、丁寧に扱うことが、大切です。
アフターシェーブローションで肌を仕上げる!
髭剃り後のアフターシェーブローションは、必須アイテムと考えましょう。
髭剃りで刺激を受け、傷んだ肌を優しく保護し、肌の修復を助けてくれるアイテムです。
特に、敏感肌の人にとって、アフターシェーブローションは救世主的存在となります。
「これまで手にとったことがない」という人は、試してみてください。
アイテムによっては、保湿効果や日焼け止め効果があるものもありますから、使用感やその効能をチェックしながら、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
敏感肌にも優しい高性能なアイテムを揃えよう
プレシェービング用、シェービング用、アフターシェービング用と、アイテムが複数出てくると面倒な印象があるかもしれませんが、髭剃りは大人の男としての身だしなみの一環です。
きれいな肌は、清潔感を演出してくれます。
敏感肌は髭剃りに悩む人も多いのですが、便利で高機能なアイテムも充実しています。
たかが髭剃りと考えず、毎日のルーティンを楽しむつもりで、まずはアイテム選びから始めてみませんか?