意外と知らない!カミソリの正しい手入れ方法

電気髭剃りやT字髭剃りの手入れ方法を知っていますか?

「カミソリって、どうやって手入れをしたらいい?」
「水洗いOKって書いてあるけど、本当?」

カミソリを使い始めたものの、その手入れに迷う人も多いと思います。

カミソリは、正しいメンテンナンスとクリーニングで、長く使うことが可能ですので、その方法を押さえておきましょう。

目次

カミソリの寿命を左右する天敵

電気カミソリも、T字カミソリも、とても精密に作られています。

一つひとつのパーツが、快適なシェービングのために計算されており、手入れには注意が必要です。

まずは、カミソリの寿命を短くする原因を知っておきましょう。

・剃った後の髭
・湿気
・皮脂

剃ったあとの髭のゴミ、汚れや水分が原因となって、カミソリの劣化は進みます。

大切に長く使うためには、この3つを取り除きましょう。

使用後の手入れ

髭剃り後のカミソリの手入れ方法は、カミソリの種類によって異なります。

T字カミソリの場合

カミソリを使用した後は、必ず水洗いしましょう。

洗面器などに水をため、カミソリを素早く動かすと、刃に入り込んでしまった髭のゴミなどを落としやすくなります。

シェービング剤を使用している場合は、水ではなかなか落とせないこともありますから、その場合はぬるま湯を使って洗ってください。

電気カミソリの場合

電気カミソリの場合も、使用後は毎回水洗いをします。

カミソリのスイッチを入れて、刃をぬるま湯ですすぎ、次にカミソリのヘッド部分を取り外します。

ヘッドも30秒以上すすぎ、完全に乾かしてから本体に取り付けましょう。

カミソリは自然乾燥がベスト

洗い終わったカミソリは、T字カミソリも、電気カミソリもよく水を払って自然乾燥させましょう。

カミソリには、専用のカミソリスタンドがついていることも多いので、そこに立てておくといいでしょう。

濡れたまま自然乾燥というのに抵抗を感じて、布などで拭きたいと思うかもしれませんが、タオルなどの布で拭いてしまうと刃を傷める原因となります。

また、ドライヤーなどで乾かすのもNGです。

ドライヤーの熱で、カミソリが変形するリスクもありますから、注意しましょう。

湿気が少なく高温にならない場所に保管する

カミソリは、高温多湿が天敵です。

お風呂場などに置いておくと、故障や錆びの原因となりますので、避けましょう。

湿気が少なく、高温にならない場所に置くようにしてください。

カミソリを長持ちさせるコツ

カミソリを長持ちさせるためには、手入れだけではなく、髭の剃り方にもコツがあります。

プレシェービングで「髭剃りに優しい状態」に整える

髭を剃る前には、洗顔をして皮脂を落としておきましょう。

顏の油分や皮脂は、カミソリの刃を汚し、錆びの原因となります。

また、プレシェービング剤を塗布して、髭を柔らかくしておきましょう。

乾いた状態の髭はとても硬く、カミソリの刃には大変な負担となります。

時間がある場合は、蒸しタオルで顔を蒸らしておくのも有効です。

洗顔やプレシェービング剤塗布、蒸しタオルなどで髭剃りに備えることは、髭剃り本体や刃にも優しく、また髭を剃りやすくするメリットもあります。

髭は定期的に剃る

好き勝手に伸びている状態で髭を剃ろうとすると、カミソリへの負担が大きくなります。

刃の間に剃った髭が詰まったり、髭のカスが残りやすくなりますし、刃を傷める原因ともなりますから、髭は定期的に剃るようにしましょう。

髭剃り中もこまめな水洗いを

髭剃りをしている際中も、こまめに水洗いをしましょう。

カミソリを洗わないで剃り続けていると、髭のカスが詰まり、取れにくくなります。

カミソリのコンディションが悪い状態で髭剃りを続けると、髭剃りにも、肌にも負担となります。

定期的に刃を交換する

T字カミソリも、電気カミソリも替刃が売られています。

「剃り心地が悪くなった」と感じたら、刃を交換するようにしましょう。

T字カミソリは10回から15回使用したら、交換します。

電気カミソリの内刃は2年に1回程度、外刃は1年に1回が交換の目安です。

使用済みのカミソリの刃の捨て方

使用済みのカミソリの刃は危険ですから、捨て方に注意が必要です。

厚紙やガムテープなどで覆うなどして、直接手に触れないようにしましょう。

目立つように赤いマジックなどで「危険物」「カミソリ」と記載しておくと、回収する人が誤ってケガをするようなことも避けられます。

剃り味が悪くなったとはいえ、カミソリは刃物ですから、捨て方には十分な注意が必要です。

カミソリの刃の捨て方は、自治体によって異なります。

一般的には「不燃ごみ」として扱う自治体が多いようですが、自分の住んでいる自治体のルールを確認の上、処分してください。

相性のいい髭剃りを手入れしながら長く使おう

髭剃りは、使う人によって好みや相性があるアイテムです。

「これは!」と思う髭剃りと出会えたら、大切に手入れしながら長く使いましょう。