
男性の身だしなみに欠かせない電気シェーバーは、フィリップスやパナソニック、ブラウンなどさまざまなメーカーから販売されています。
メーカーによって性能に違いがありますから、その特性は購入前に理解しておきたいものではないでしょうか。
今回は、家電量販店や通信販売で購入できる電気シェーバーについて、解説します。
目次
電気シェーバーを選ぶときのポイント
まずは、電気シェーバーを選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
選び方1:駆動方式で選ぶ
電気シェーバーには、髭を引っ張り上げる「外刃」と、髭を刈り取る「内刃」があり、内刃の動き方を駆動方式と呼びます。
駆動方式には「回転式」「往復式」「ロータリー式」などの種類があり、それぞれ特徴がありますから、知っておきましょう。
・回転式
回転式は外刃が円の形をしていて、その中で内刃が回転しながら髭を剃るタイプです。
広い面積を一度に剃れるため剃り残しが少なく、肌との摩擦を押さえられるのが特徴です。
動作音は比較的静かで、メンテナンスも簡単なことから人気となっています。
・往復式
往復式は、内刃が左右に往復しながら髭を剃るタイプです。
内刃がかなりのスピードで激しく往復するパワータイプですから、往復式の電気シェーバーの使用時の動作音は大きい傾向にあります。
朝、時間がないときにしっかり剃りたい人や、髭が濃い人にとって、パワーの強い往復式はおすすめです。
・ロータリー式
ロータリー式は、外刃で髭をしっかりと捕まえて、らせん状に設置されている内刃が回転しながら髭を剃るタイプです。
ロータリー式は肌への当たりがソフトでありながら、しっかりと深剃りできるのが特徴となっています。
ただ、内刃の回転する方向が一定ですから、刃を強く押しつけると肌へのダメージが大きくなるので、注意が必要です。
選び方2:電源タイプで選ぶ
電気シェーバーの電源には「乾電池式」「充電式」「充電交流式」があります。
・乾電池式
乾電池式は、バッテリーを髭剃り本体に搭載しないため、比較的安いタイプの電気シェーバーで多く採用されています。
バッテリーが搭載されていない分コンパクトなものも多く、旅行や出張に使う人も多いようです。
乾電池の種類でパワーが変わってきますから、使用する際には電池選びにも注意しましょう。
高い出力パワーを誇るアルカリ電池などを使用すると、電気シェーバーのパワーも強くなります。
・充電式
充電式は、使用する前に充電が必要です。
お風呂場で髭を剃りたい人や、シェービングフォームを使用したい人は、防水設計のものを選ぶようにしましょう。
・充電交流式
充電交流式の電気シェーバーは、コンセントを挿して使用するタイプの髭剃りです。
お湯やクリームを使用しないドライ剃りを前提としているものが多いため、水濡れには注意が必要です。
コンセントで充電しながら使用することになりますから、いつでもフルパワーで髭剃りができます。
選び方3:洗浄方法で選ぶ
電気シェーバーを使用していると、髭や皮脂のゴミが溜まって独特な臭いがしたり、雑菌が繁殖することにより肌荒れやニキビを引き起こしたりすることもあります。
電気シェーバーは、できれば清潔に保ちたいアイテムですから、髭剃りの洗浄方法は重要なポイントと考えましょう。
・全自動洗浄機付きモデル
電気シェーバーの付属品である洗浄台に専用の洗浄液を入れ、洗浄するモデルです。
メンテナンスボタンを押すだけで、洗浄から乾燥までしてくれますから、手軽に電気シェーバーのお手入れができます。
・丸洗い可能モデル
本体を丸ごと水洗いできる電気シェーバーは、ブラシなどを使用せずに本体を丸ごと洗浄するだけでお手入れ完了できるタイプです。
雑菌の繁殖を抑えるために、洗浄後に刃を取り付ける前にはしっかりと乾燥させる必要があります。
おすすめの電気シェーバー3選
最後に、おすすめの電気シェーバーを紹介します。
フィリップス 5000シリーズ
輪郭や髭の濃さを検知する「SkinIQテクノロジー」を搭載した、回転式の電気シェーバーです。
完全防水で、お風呂場での使用や水洗いもできます。
パナソニック ラムダッシュ
髭の濃さを検知して、適した深剃りを行うラムダッシュAI搭載のモデルです。
充電式で防水設計の電気シェーバーですから、お風呂場での使用やシェービングフォームにも対応しています。
水洗いにもOKですから、お手入れも簡単です。
ブラウン シリーズ7
充電式・往復式の電気シェーバーで、防水設計となっているためお風呂場での使用も可能です。
アルコール洗浄システムを搭載しており、お手入れしやすい髭剃りとなっています。
ライフスタイルに合わせて髭剃りを選ぼう
電気シェーバーを選ぶときには、自分のライフスタイルを考えて、どのような形で髭剃りを使うのかをイメージしておきましょう。
「朝、パパっと剃りたい」「お風呂場でゆっくり剃りたい」など、使用イメージが固まると、電気シェーバーの選び方も変わってきます。
自分にとって使い勝手のよい電気シェーバーを選ぶためにも、選び方のポイントを覚えておくようにしてください。