
いくらきちんと髭剃りをしても人によってはすぐに目立ってしまう「青髭」に悩まされていませんか?
無精で髭のケアをしていないならともかく、毎朝時間をかけて髭を剃っているのに青髭になってしまうと、手の打ちようがないと思い込んでしまうかもしれません。
青髭対策のためにはまずその原因を知り、そしてどう対処するかを知っておく必要があります。
目次
青髭になってしまう原因とは
青髭になってしまう原因は、主に二つあります。
一つは男性ホルモン。
テストステロンというホルモンが多く分泌されている男性は、髭の成長が早くなりその結果朝に髭剃りをしてもすぐにまた生えてきてしまい、その伸びた髭が「青髭」に見えてしまうわけです。
テストステロンの分泌量は人によって異なり、もともと多い人は青髭になりやすいと言えるでしょう。
そのほかに動物性のタンパク質を大量に摂ったり、あるいは生活リズムの乱れ、睡眠不足、ストレスなどが原因となるため、そのような状態になると青髭になりやすいのです。
もう一つの原因は「皮膚の薄さ」です。
皮膚の下から髭が生えてくるわけですから、その皮膚が薄いといくら皮膚の上にある髭を剃っても皮膚の下にある髭は剃れないため、透けて見えてしまいそれが青髭になる原因となります。
やってはいけない青髭対策
ということで、上記の原因を考えると男性ホルモンが必要以上に分泌されないよう、規則正しい生活を送ったり、肉などの動物性タンパク質を多く含む食べ物を控えたりといった対策も考えられます。
ただし、そもそも男性ホルモンが多い、あるいは皮膚が薄いという理由で青髭になる場合は、原因に対して直接対策することは難しいでしょう。
また、青髭対策としてやってはいけない方法もいくつかあります。
まず体毛用の除毛クリームというものがあり、これを使えば髭が除毛でき青髭もなくなるのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、体毛用の除毛クリームは刺激が強いため、敏感な顔の皮膚に使用するとかぶれたり痛みが出たりと言った肌トラブルの原因になりますので絶対に避けてください。
もっと手荒な方法としては「髭を抜いてしまう」というものも考えられますが、これもまた肌や毛穴にダメージを与え、青髭どころか炎症や「埋没毛」という皮膚の下に髭が埋まり取れなくなってしまう状態になります。
このような手荒な対策では青髭を目立たなくするどころか、肌が壊滅的にダメージを受けてしまうのです。
では青髭対策に対して打つ手がないのか、と言えばそうではありません。
続いて青髭をできるだけ目立たなくするためにどうしたらいいか、その方法を紹介していきましょう。
青髭を目立たせなくする方法
①抑毛ローションを使う
抑毛ローションとはムダ毛の発育を抑えるためのローションで、肌の負担が少なく青髭にもある程度の効果が期待できます。
肌に良い成分も配合されているため、髭の抑制だけではなく美肌効果すら期待できます。
ただし脱毛ではなく抑毛ですから、髭がなくなるわけではありません。
剛毛に対しては効果が薄いと言われているため、完全に青髭を防止することは難しいと言えます。
②メイクする
男性には縁が薄いかもしれませんが、ファンデーションコンシーラーという化粧品を使ってメイクをして青髭を隠すという方法もあります。
ファンデーションとは粉やパウダーなどで顔の下地を作るためのもの。
これを青髭の部分に使えばある程度青髭が目立たなくなります。
コンシーラーは部分的に肌の荒れなどを隠すものですからファンデーションよりも青髭が見えにくくなります。
男性がメイクすることには若干抵抗があるかもしれませんが、前述の抑毛ローションと併用すれば目立つ青髭を隠せるようになります。
③髭脱毛する
もし青髭と完全におさらばしたいのならおすすめするのが「髭脱毛」です。
脱毛というと女性がするもの、自分がするのは抵抗があるという声もあるかもしれませんが、青髭対策は肌の下にある髭が原因となるため、対処療法で上から隠すのでは効果が薄く、髭自体をなくしてしまわないと完全に目立たなくすることが難しいのです。
近頃ではメンズ専門の脱毛や髭専門の脱毛も用意されていますから、青髭でお悩みの方は一度髭脱毛をしっかりとチェックしてみてください。
まとめ
青髭というものは女性から見られる時だけでなく、他人から見るとあまり好感が抱かれないものです。
しかしいくら必死で髭剃りをしても人によってはすぐに青髭になってしまい、なかなか目立たなくする方法も効果が薄い難しい問題です。
そんな時は一度髭の脱毛を検討してみてください。
青髭の根本的な問題は髭をなくさないと解決しないということを覚えておくと良いでしょう。
青髭をなくすことで他人からの印象が大きく変わり、今までとは全く違った反応や経験が得られるようになるかもしれません!